食べてはいけない添加物・その②【スクラロース】
添加物シリーズ第二段は、「スクラロース」です。
タール色素と同じく、実に多種多様な食品に添加されている人工甘味料。
このスクラロースも様々な危険性が指摘されているので、避けた方が賢明です。
糖質ゼロの罠。
「糖質ゼロ」
「カロリーゼロ」
こういった表示が目立つ製品、ここ十年くらいで急激に増えている印象があります。
糖質がゼロ、カロリーもゼロなら、なんだか身体に良さそうな感じですよね。
ただ、ちょっと待ってください。
糖質もカロリーもゼロなのに、どうして甘くて美味しいんでしょう?
そう、「甘味料」のおかげです。
スクラロースとは。
スクラロースは、食品や飲み物に添加されている人工甘味料です。その甘さ、なんと砂糖の約600倍。
自然界に存在しない物質であり、消化・分解されないまま体内に吸収されます。そのため、臓器や免疫への悪影響が指摘されています。
動物実験の結果では、脾臓や肝臓にダメージを与える可能性があります。
そして、恐ろしいことに……、有機塩化化合物の一種です。
有機塩化化合物と言えば、農薬のDDT(現在は使用禁止)や猛毒のダイオキシンと同じ組成の物質。
ほとんどすべてに毒性があることで知られています。
いくら甘くて便利とはいえ、そんな物質のお仲間を食品に添加しようという発想自体が間違っていると思うのですが……。
エリスリトールやトレハロースなど、より安全性の高い甘味料を選ぶべきでしょう。
ちなみに、ヒダマルお勧めの甘味料はこちら。
サラヤ(株)から発売されている、「ラカントS」という商品です。スーパーや薬局などでも見かけるようになってきました。
「羅漢果」という植物から作られた、血糖値を上げにくい特性を持つ自然由来の甘味料。
砂糖と同じ甘さなので料理にも使いやすく、直接舌に乗せるとひんやりした感覚があって面白いです。
ヒダマルが食生活を見直している時代、頼っていた甘味料でもあります(まぁ、お値段が高くて続けることは出来ませんでしたけど……)。
公式サイトでの商品紹介はこちら↓
ラカントとは?|製品情報|カロリー0の自然派甘味料『ラカントS』 公式サイト
甘味料のメリット。
ただ……、人工甘味料にも、良い点はあります。
それは、血糖値を上げないこと。
精製されすぎた糖質の摂取によって起こるインスリンの多量分泌、血糖値の乱降下、それに伴う精神の不安などは、甘味料では心配ありません。
また、糖尿病などで甘いものが食べられない体質の方は、そもそも選択肢がありません。
「甘味と縁のない人生を送るより、人工甘味料の恩恵にあずかっている方が幸せだ」という意見だってあるでしょう。
それは、その方の責任であり、自由であり、人生です。まったく否定しません。
「スクラロースの害より、糖質を摂りすぎることのデメリットの方が遥かに大きい。甘味料の力も頼るべきだ」と主張される方もいらっしゃいます。
この辺りは、考え方や体質との相談になるでしょう。
(それならそれで、上記の「ラカントS」のように危険性の低い甘味料も存在するので、そちらを選んだ方が賢明だと思いますが)
まとめ。
タール色素と同様、ヒダマルは、人工甘味料を摂りたいとは微塵も思いません。
糖質もあまり摂りたくないのはやまやまですが、「糖質ゼロ」と謳われている商品よりは「糖質75%オフ」の商品を選びます。
前者の場合は、ほぼ確実に人工甘味料が使用されているためです。
表示が分かり易いタール色素と違って、甘味料は色々な名前の物が存在しています。
その中で、スクラロースを初め「これだけは避けたい」というものだけは覚えておくと便利でしょう。
以上、ヒダマルでした。